SDK法
九州酒造研究会推奨試験法「SDK法」
正式名称
「水蒸気蒸留装置と重量法を組み合わせた振動式密度計によるアルコール分の測定」
対象とする酒類等の品目等
清酒・酒母・もろみ・単式蒸留焼酎・リキュール・果実酒・みりん・スピリッツ・ウイスキー・ビール・発泡酒・甘味果実酒
- 清酒については、固形分を含むものを除く。
- リキュールについては 固形分を含むもの、アルコール分が50%を超えるもの及び多量の精油成分を含むものを除く。
- 果実酒については、固形分を含むものを除く。
- みりんについては、固形分を含むものを除く。
- スピリッツについては固形分を含むもの、アルコール分25%を超えるもの及び多量の精油成分を含むものを除く。
- ウイスキーについては固形分を含むもの、アルコール分50%を超えるもの及び多量の精油成分を含むものを除く。(測定にオートサンプラを使用する場合は、アルコール分が45%以下のもの)
- ビールについては固形分を含むもの、アルコール分20%を超えるもの及び多量の精油成分を含むものを除く。
- 発泡酒については固形分を含むもの、アルコール分20%を超えるもの及び多量の精油成分を含むものを除く。
- 甘味果実酒については固形分を含むもの、アルコール分30%を超えるもの及び多量の精油成分を含むものを除く。
要旨
清酒(固形分を含むものを除く)・酒母・もろみ・単式蒸留焼酎
リキュール(固形分を含むもの、アルコール分50%を超えるもの、 多量の精油成分を含むものを除く)
果実酒(固形分を含むものを除く)・みりん(固形分を含むものを除く)
スピリッツ(固形分を含むもの、アルコール分25%を超えるもの、 多量の精油成分を含むものを除く)
ウイスキー(固形分を含むもの、アルコール分50%を超えるもの、 多量の精油成分を含むものを除く)
(測定にオートサンプラを使用する場合は、アルコール分が45%以下のもの)
ビール(固形分を含むもの、アルコール分20%を超えるもの、 多量の精油成分を含むものを除く)
発泡酒(固形分を含むもの、アルコール分20%を超えるもの、 多量の精油成分を含むものを除く)
甘味果実酒(固形分を含むもの、アルコール分30%を超えるもの、 多量の精油成分を含むものを除く)
中のアルコール含量を蒸留・算出する方法として、蒸留装置として水蒸気蒸留装置、濃度計算方法として重量法(密度と重量より 算出)を使用し、アルコール濃度を算出する。
重量法では、試料量と留液量の関係を任意に設定できる特長があり、 留液量を適切な倍率にすることで、十分な回収率を得ることができる。
制定
2012.09.28
最終改正
2024.04.03
測定手順
「SDK法 」を用いたリキュールの測定手順 (PDFファイル)
「SDK法 」を用いた単式蒸留焼酎の測定手順 (PDFファイル)
「SDK法 」を用いたスピリッツの測定手順 (PDFファイル)
「SDK法 」を用いたウイスキーの測定手順 (PDFファイル)